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IR社長挨拶

原材料費高騰の中、低価格を維持。420 店舗を突破し、店舗力強化の新しい試みもスタート。

株主・投資家の皆様には平素より格別のご支援ならびにご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。                 
                 
東日本大震災により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された地域が一日でも早く復興できますよう私たち幸楽苑も地域のお客様と共に頑張ってまいります。

 当社は、中長期的な目標として1,000店舗体制の構築を目指しております。               
平成24年3月期(第42期)より、総店舗数の10%を目安とした大量出店を再開することとしており、平成25年3月期(第43期)に500店舗、平成33年3月期(第51期)に1,000店舗体制の構築を達成する計画であります。今後は、ビルインやショッピングセンター内フードコートへの出店再開の検討にも着手し、ドミナント戦略をさらに強化してまいります。
これまで、グループ1,000店舗体制は、遠大な目標であり明確にすることができませんでしたが、その姿をはっきりと捉えられるところまできております。

 かつて、新規出店を急速に進め、新商勢圏であった中京・関西圏では、特に苦戦を強いられました。その反省を踏まえ、顧客満足度向上による既存店活性化を企業成長の基本と考え、具体的な施策として、計画的な各種マイスター育成による高品質で安定した商品提供とテーブル・サービス・レストラン型オペレーション(テーブル担当制)によるきめ細かいサービスの実現へ向けて取り組み、当社が求めるQSCのスタンダードを追求し続けております。
平成23年3月期末時点での各種マイスター数は、ギョーザマイスター約6,000名、チャーハンマイスター約4,200名、麺マイスター約2,900名となっております。また、テーブル担当制につきましては、対象となる全店舗が認定終了となり、既存店の立て直しが順調に進んでおります。
今後も店舗数を増やしてもQSCレベルを維持するための諸施策を継続してまいります。

 生産設備関連においては、コミッサリー(食品加工工場)にて、大量生産システムを強化することで内製化比率を高めております。これにより、製造直販業としての利点を最大限に活かした製造原価低減・低価格戦略を実現しております。なお、当社では自社工場を3拠点(福島県郡山市、神奈川県小田原市、京都府京田辺市)に有しており、1,000店舗体制への対応とともに、災害発生時における食材供給のリスクを回避できる生産体制を構築しております。

 一般に外食産業全般については、特にファミリーレストラン等の業態において寡占化・成熟化が進み、さらなる市場成長への期待が持ちにくいイメージがあります。しかし、らーめん業界は7,000億円と言われる市場を持ちながら、その8割近くを個人営業が占めております。その中で「全国どこでも低価格で、どこでも同じ品質の商品を提供する」コンセプトで展開している企業は他にないと考えております。
 株主の皆様には、こうした当社の将来性にご注目いただき、引き続き長期的なご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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